保育士資格の取得

「保育園おちた、日本死ね」のSNS上の書きこみが大きな反響を呼び、国も重い腰を上げて取り組みを始めています。女性が輝く社会、働き方改革などといっても、母親が働くサポートをする保育園や保育所がなければ経済成長も望めません。受け皿となる施設の不足が一番の問題となっていますが、保育士不足も深刻な問題となっています。子どもの命を守る思い責任、モンスターペアレンツを含む保護者対応、近隣社会からのクレーム、過酷な労働状況と低賃金、さまざまな課題があり、解消に努力しないと待機児童の数が減ることはないでしょう。

しかし、考え方を変えれば、保育士の就職に有利な状況であるということがいえます。 四年制大学や短期大学などの教職養成課程で単位を修得して免許をもらうことができる幼稚園教諭と違って、保育士の資格は、高卒であってもその道が開けています。保育士試験の合格率は受験者全体の15%と決して広き門ではありませんが、通信講座やスクーリングなどの講座を受講して試験対策をして、試験に合格している方も数多くいます。

保育士は、1999年に児童福祉法が改正されるまでは、「保母」と呼ばれ、就職も女性に限定されていました。それ以降は、保育士として改称され、男性にも門戸が開かれたことにより、体育指導などができる子ども好きな男性保育士が多く誕生しています。